今日は以前の日記でもお伝えしたVIPPSの定例会に出席しました。
このVIPPSの第三火曜日の会には、VanderbiltのUndergraduateの学生さんで、日本語を学んでいる人たちも出席します。今日も私は彼らと日本語でいろいろな話をしました。
アメリカの語学教育は、とりあえずまず「話すこと」を重視するようです。クラスではロールプレイをしたり、先生の日本語を真似たり、覚えたりしながら、学習していくのだそうです。彼らはまだ日本語を学んで間もないと思うのですが、ちゃんと普通に話しているのは驚きました。
Vanderbiltは他のアメリカのPrivate Schoolと同じく、Undergraduateでは人格形成を重視しているため、全寮制を採用しています。今日は、Peabody School(教育学のスクール)の大学院生の日本人の方ともお会いしたのですが、その方は彼らと寮で共同生活をしながら、ボランティアで日本語を教えたりしているそうです。頭が下がりますね。
現在アメリカの大学で日本のプレゼンスがどんどん下がっているような気がしてなりません。ビジネススクールでも、昔は「Business in Japan」という講義があったのに、今では「Business in China」という講義に変わってしまっていますし。学生も日本ビジネスより中国ビジネスのほうが興味があるようです。そんな中で、こうやってアメリカ人の若者が一生懸命日本語を学んでいる姿を見ると、日本人として非常に嬉しくなりますし、ぜひその気持ちに感謝しつつ、お手伝いをしてあげたいですね。
今日来ていた学生さんの中で、神戸に昔住んでいたというUndergraduateの1年生がいたのですが、彼女、実は元阪急ブレーブスのブーマー・ウェルズの娘さんということが判明。
こうやって実際のブーマーの写真を見ると彼女、お父さんにそっくりです。
ちなみに彼女の名前はMikaさん。日本の名前を思わせるのは、ブーマーが日本びいきだったのかもしれないですね。
今度ボランティアとして彼らの住んでいる寮で一緒に日本語のディナーを、というお誘いもいただいたので、今度彼女に頼んでブーマーとキャッチボールさせてもらえるように頼んで見たいと思います(笑)。