MBA留学中のテネシー州ナッシュビルからお届けします。 Presented from Nashville, TN!
by vandytaku
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Service Engine Soon
今日は昨日の日記で触れたようにヘッドランプが切れたのと、丁度オイル交換の時期が来ていたので車のメンテナンスのために修理工場へ。

今まで行っていたディーラーの対応が余り良くなかったのと、家から遠いこともあって、今回は2年生のOさんオススメのFirestoneという大きなタイヤショップ兼修理工場に行ってきました。ここはブリジストン系のショップで、車のWhole Inspectionをしてくれる「Master Care」というプログラムが有名です。実はちょっと前に「Service Engine Soon」という警告ランプがついたこともあって(詳しくは下述します)、詳しく見てもらいたかったというのもここを選んだ理由。
ちなみにFirestoneは一時期タイヤのリコールの関係で問題になってましたよね。今FirestoneはBridgestoneブランドでタイヤを売ろうとしているみたいで、店に並んでいたタイヤは殆どBridgestoneという名前のついたタイヤでした。

修理工場はとても繁盛していて、結局予約をしていかなかった私は朝の10時に車を出して、夕方5時に完了という感じで非常に長い時間待たされることになってしまいました。ただし、ランプはタダで交換してもらえてラッキー。

アメリカでは、ディーラーとユーザーの結びつきがそんなに強くないような気がするんですよね。新車を買っても、みんな安いところや信頼性の高い修理工場に自由にニーズに応じて車を持っていっています。郵便受けにチラシが入ることもしばしばで、私が行ったBloadway沿いの周辺も各修理工場が立ち並んでいて競争を繰り広げています。

ちなみに今回の検査で、バッテリーとEGRに問題があることが分かって、直してもらいました。そういえばウィンカーがたまに妙に早く点滅することがあったのでなんだろう、と思っていたのですが、バッテリーのせいだったんですね。原因が分かって良かったです。ちなみに、EGRというのは、廃気を吸気にまわしてNOxの排出を抑えるという、日本の普通の乗用車にはついていない環境系の装置です。これが結構曲者なんですよ。

アメリカの車には、日本の車とはちょっと違う、「Service Engine Soon」ランプというものがついています。日本では「エンジン警告ランプ」は赤いランプで、まず普通に使っていれば点灯しない警告ランプなんですが、アメリカの場合、「Service Engine Soon」は橙色をしています。
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まず、すべての車にはECM(Engine Control Module)というエンジンのパフォーマンスをコントロールしているコンピュータがついているのですが、これは車速や路面の状況、外気温やエンジン内温度、他の部品の動作状況などを感知するセンサーに基づいて燃料と空気の配合や、点火のタイミングなどを調整している部品です。よくチューンアップとかで、「コンピューター交換」というのがあると思うのですが、まさにその部品。

「Service Engine Soon」はこのECMに繋がっているランプなのですが、アメリカでは1996年の環境規制で、ECMがチェックしている排出系の各センサーの出す値が、許容値以外の数値を感知すると、エンジンの潜在的なトラブルかもしれない、ということで、その診断用のコードとともに、ランプを点灯させるという仕組みになっています。ただ、この「Service Engine Soon」ランプ、業界では「Idiot Lamp」(意味のないランプ)と呼ばれているそうです。あまりにも条件が厳しく、過剰に反応するので、まったく効果がないと指摘されています。実際にトヨタは、この過剰反応するランプを意図的に点灯させないようなプログラムをコンピュータにしていたということで罰金の支払いを命ぜられたことを巡って訴訟で争っていたようです。ちなみにこのランプ、例えば燃料タンクのふたをきつく閉めていなかったり、EGRが汚れてきただけでも、点灯します。

実は私の車も、先日このランプが点灯して、びっくりしていたのですが、ディーラーに行っても原因が良く分からず、燃料タンクに水抜き剤を入れてみたら、消えました。
今回のInspectionでEGRが汚れていたとのことで、もしかしたらタンク内の水分がエンジンの燃焼を妨げていてEGRを汚れさせていたのかもしれません。

とりあえず、一日かけて、車も快調になりましたので、気分的にすっきりですが、財布は軽くなりました(泣)
アメリカって、ホント工賃がすごく高いんですよ。
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by vandytaku | 2005-02-28 22:12 | つれづれ
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